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ほっとTeaTime♪【スピリチュアルなひととき】霊峰・高千穂峰レポート

みなさま、こんにちは!キキディです。
西日本では連日驚くほどの暑さが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
私自身も、仕事で外に出る機会が多いので、今まで以上に体調管理に気をつけるようになりました。みなさまも、炎天下の外出の際は、塩分と水分と適度な休息をとって、どうぞお体を大切になさってください。

さて、8月といえば、2016年より新たに国民の祝日に加わった『山の日』は記憶に新しいかもしれません。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝をする」というのが目的で、今年は8月11日(日)とのことです。近年登山がブームということで、これをお読みのみなさまも、夏山登山の計画がおありの方もおられるかもしれませんね。
今回のほっとteatime♪では『山の日』にちなみ、九州は宮崎と鹿児島の間にある「高千穂峰(たかちほのみね)」をご紹介いたします。(夜神楽で有名な高千穂、同じ宮崎の高千穂峡とはまた別のところです)

高千穂峰は、霧島連山の1峰であり、日本の天孫降臨の神話と繋がりがある霊峰とされています。伝承によると天照大神(アマテラスオオミカミ)の孫である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が降臨した場所として言い伝えられています(諸説あり)。標高1574mの山頂には、ニニギノミコトが降臨した際に突き立てたという青銅の鉾「天逆鉾(あめのさかほこ)」が今なお突き立っており、鉾の上部は火山噴火によって折れた為レプリカに置き換わりましたが、地中の柄の部分はそのままのオリジナルであるとされています。また幕末の志士、坂本龍馬が新婚旅行中に妻おりょうとこの山に登り、逆鉾を引き抜いた(!)と手紙で記述しているというエピソードもあります(※写真1枚目)。

今年の5月に、この興味深い伝説に彩られた高千穂峰に登ってまいりましたので、その時の様子をお届けいたします♪
まずは登山口の鹿児島県霧島市「高千穂河原ビジターセンター」へ。広い駐車場もあります。ビジターセンターでは係員の方が親切に山頂までの行程の説明やアドバイスをしてくださいました。

登山口に入ってすぐに目にするのが、かつて霧島神宮があった古宮址(※写真2枚目)で、霧島市のパワースポットとして知られています。こちらをお参りした後、いよいよ登山道に入ります。入口には看板が立っており、火山活動により規制されている道などを記した地図が掲示されています。

登山道に入ってしばらくは、整備された石畳と美しい緑を楽しみながら進むのですが、やがて火山灰と砂地の道に変わると山容が一変します。さらに進むと、植物が消え、赤茶けた火山礫のゴツゴツした岩場となります。あちこちの岩場に黄色のペイントが施されているのは歩きやすい道の目印です。登山靴と手袋は必須です。トレッキングポールが1本あるとバランスが取りやすいです。

岩場を抜けると、「御鉢(おはち)」と呼ばれる火口が右手に広がります(※写真3枚目)。なんと火口の淵の絶壁の上を進みます。御鉢付近の風景はもはや異世界のようです。この時は無風でしたが、強烈な風が吹く時があり大変危険だそうです。また火山ガスがなく見晴らしが良いと霧島連山の壮大な景色を望めます。この時は隣接する新燃岳の噴煙もわずかに見えました。

御鉢の目と鼻の先に簡素な鳥居と神殿があり、ここが本来の霧島神宮が創建された場所でした。
噴火によって消失し、先にご紹介した古宮址に移築されたものの、そこもまた噴火によって消失し、現在の霧島神宮の場所になったそうです。確かにこの場所は、活火山の火口のすぐ脇ですし、仕方がないところです。

さて、ここまで来ると山頂も間近に見えるのですが、勾配もあり、足元の砂も深く、なかなか前に進みません。それでも懸命に一歩ずつ進んで行くと、ようやく山頂に!ここまで私の足で1時間40分ほどでした。

山頂では、積み上げられた石の上に、予想していたよりも大きな天逆鉾(あめのさかほこ)がどーんと突き立っていました。柵があるため、あまり近づけないのですが、それでも迫力があります。相当な重量だと思われますので、これを引き抜いた坂本龍馬さんは相当な腕力がおありだったようです(笑)。そして、山頂の場所自体も、異空間というか、この世でありながら別の世界に近いような。天が迫って来るような。そんな独特な空気が漂っています。確かに神様が降臨されてもおかしくないような、凛とした中におおらかさのある言い表しがたい空気感。また辺りを見回すと霧島連山はもとより鹿児島の桜島まで一望できる絶景に感動しました。本当に登ってよかった!

登山初心者の私でもなんとか登頂できました。が、天候によって難易度が大きく変わるそうですので、これから登られる方はぜひ十分な装備と情報収集の上で安全に楽しむことができますように願っております。

長くなってしまいましたが、最後までお読み下さりありがとうございました。
みなさまにとって、素敵な夏になりますように♪

霊峰・高千穂峰(たかちほのみね)Deta
宮崎県と鹿児島県の県境:霧島連山:標高1574m
登山口からの高低差約610m(手元の計測器による)
行程:登り1時間40分、下り1時間30分(キキディのペースです)

 

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ほっとTea time♪【スピリチュアルなひととき】The Arthur Findlay Collegeレポート

みなさま、こんにちは!キキディです。
私はつい先日まで、英国のロンドン北部スタンステッドのアーサー フィンドレー カレッジにて「ジャパニーズウィーク」に参加しておりました。
今回はこちらについてご報告させていただきます♪

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イギリスのスピリチュアリスト団体、Spiritualists’ National Union(SNU) がスピリチュアリズムの教育機関としてプログラムを提供している学び舎が『アーサー フィンドレー カレッジ』です。

一年中、様々なプログラムが開催され、世界中からたくさんの生徒さんが学びにいらっしゃる中で、日本人向けに通訳さんを手配して行われるのがジャパニーズウィークとなります。
ジャパニーズウィークは2013年より毎年夏に開講されており、今回は50名以上の方が参加されています。ごく初心者の方から長く学ばれている方まで様々です。
開催の概要についてはよろしければカレッジのウェブサイトのコース欄に日本語併記にて詳細がありますのでご覧いただけたらと思います。(2019年は7月に開催とのことです)

カレッジの建物は、元は貴族の邸宅で、内装外装とも英国らしい風情があります。建物の1階部分が講義室や食堂となっており、2階以上が宿舎となっています。私が特に好きなのは広大なお庭です。晴れ渡ると天国かと錯覚しそうな美しさです。今年も散策中にリスや野うさぎやカレッジのペットである猫ちゃんに出会うことができました。いつもたくさんの方が思い思いに散歩や瞑想をされています。

カレッジでは到着後にクラス分けが発表されます。私は今年度はシモーン先生のクラスになりました。授業は全体でのレクチャー(座学)とグループ実習で構成されていますが、とても実践的な内容です。質疑応答も盛んに行われており、積極的に学ぶ意思のある生徒さんが多かったように感じます。
シモーン先生のクラスでは生徒の希望によってミディアムシップ(霊界通信)とトランスヒーリングをメインに充実した構成で行われました。

また開催中、大阪の地震が報道された翌朝には、責任者であるシモーン先生の呼びかけにより、サンクチュアリと呼ばれる講堂で生徒たちが集い、お祈りの時間を持ちました。
その際に、ジャパニーズウィーク以外のコースに参加されていた外国の生徒さん達も自主的に集まってくださり時間を共有して下さったことは忘れられません。

よく生徒たちの間で、カレッジは何回めの参加かと言う会話が多く飛び交うのですが、来た回数そのものよりも、ここでの学びをいかに日常生活に活かせるか、実践できるか、ということの方が大事だと感じます。
私自身も、ご一緒させていただいた皆様から良い刺激をいただいて、やはり不断の努力の大切さを再認識しました。日々の積み重ねを続けて、少し成長してまたカレッジに戻りたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました♪

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ほっとTea time♪【書籍紹介】『ブルーアイランド』

皆さま、初めまして!こちらでエッセイを書かせていただくことになりましたキキディと申します。
大任でドキドキしておりますが、少しでも皆さまの向学心を良い意味で刺激する情報を提供できたらと思います。
初回はスピリチュアリズムに関する書籍の紹介をさせていただきます。

念のため「スピリチュアリズムってなに?」という方は連盟サイトの「連盟案内」のページに説明を載せておりますのでご覧くださいませ~!

ここ数年、残念ながら発行終了の憂き目にあってしまったスピリチュアリズム関連書籍も多いのですが再発行の願いも込めつつ、あえてそのような書籍も含めて素晴らしいと感じた本を紹介してまいります。

早速ですが、今回ご紹介させていただく本はハート出版発行、エステル・ステッド著の『ブルーアイランド』。この本も現在では残念ながら入手しづらくなっております。

映画にもなったタイタニック号の沈没事故のことはご存知の方も多いと思うのですが、この事故は時代的にはちょうどスピリチュアリズムの勃興期にあたり、犠牲者の中にもスピリチュアリズムを学び普及に励んでいた方がいました。
ジャーナリストであり、また自身が自動書記霊媒でもあったウィリアム・ステッドさんです。
この方は事故から二週間後には交霊会で物質化現象によりお姿を表し、その後も定期的に交霊会や霊媒を介した自動書記によってたくさんの通信を残しました。

本書は主にステッドさんからの通信によるもので、タイタニック号沈没直後からたくさんの魂がどのようにして救われて霊の世界に旅立ったかをありありと述べています。このステッドさん、ご自身も混乱の中で亡くなったにもかかわらず、ほんの短い時間でショックから立ち直り、なんとその場で他の溺死者の霊を救出する側の一人として働かれたそうです。

その後、ブルーアイランド(幽界の上層部とされる)に連れていかれ、すでに帰幽していたお父様やご友人のサポートを受けながらそこで生活をするようになるのですが、その地の様々な建造物や生活の有様、ご自身が知り得た範囲の霊的真理と宇宙の創造機構について記し、やがてブルーアイランドを後にしてさらに上の世界に行かれた様子も書かれています。

ジャーナリストとして働かれていたステッドさんの通信は、知的で理路整然としています。もともと地上でもスピリチュアリズムの研究に熱心な方だったので、その知識を携えて霊の世界に行った時に、ここは地上で学んだのと同じだったとか、ここは違っていたなどと、様々なポイントがつまびらかにされており、ある種の答え合わせも楽しみながら読み進めることができます。また訳者の近藤千雄さんの注釈もわかりやすく参考になります。

残念ながら本書も、その後発売された新装版「タイタニック沈没から始まった永遠の旅」も現在発行されておりませんが、意外と図書館にあったり、古書店で取り扱いがあったりしますので、よろしければぜひぜひ探してみていただけたらと思います。

長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました!

[Deta]
書名:ブルーアイランド
サブタイトル:スピリチュアリズムが明かす死後の世界
発行:ハート出版
著者:エステル・ステッド 編/近藤千雄 訳

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