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ほっとTea time♪【書籍紹介】『ブルーアイランド』

皆さま、初めまして!こちらでエッセイを書かせていただくことになりましたキキディと申します。
大任でドキドキしておりますが、少しでも皆さまの向学心を良い意味で刺激する情報を提供できたらと思います。
初回はスピリチュアリズムに関する書籍の紹介をさせていただきます。

念のため「スピリチュアリズムってなに?」という方は連盟サイトの「連盟案内」のページに説明を載せておりますのでご覧くださいませ~!

ここ数年、残念ながら発行終了の憂き目にあってしまったスピリチュアリズム関連書籍も多いのですが再発行の願いも込めつつ、あえてそのような書籍も含めて素晴らしいと感じた本を紹介してまいります。

早速ですが、今回ご紹介させていただく本はハート出版発行、エステル・ステッド著の『ブルーアイランド』。この本も現在では残念ながら入手しづらくなっております。

映画にもなったタイタニック号の沈没事故のことはご存知の方も多いと思うのですが、この事故は時代的にはちょうどスピリチュアリズムの勃興期にあたり、犠牲者の中にもスピリチュアリズムを学び普及に励んでいた方がいました。
ジャーナリストであり、また自身が自動書記霊媒でもあったウィリアム・ステッドさんです。
この方は事故から二週間後には交霊会で物質化現象によりお姿を表し、その後も定期的に交霊会や霊媒を介した自動書記によってたくさんの通信を残しました。

本書は主にステッドさんからの通信によるもので、タイタニック号沈没直後からたくさんの魂がどのようにして救われて霊の世界に旅立ったかをありありと述べています。このステッドさん、ご自身も混乱の中で亡くなったにもかかわらず、ほんの短い時間でショックから立ち直り、なんとその場で他の溺死者の霊を救出する側の一人として働かれたそうです。

その後、ブルーアイランド(幽界の上層部とされる)に連れていかれ、すでに帰幽していたお父様やご友人のサポートを受けながらそこで生活をするようになるのですが、その地の様々な建造物や生活の有様、ご自身が知り得た範囲の霊的真理と宇宙の創造機構について記し、やがてブルーアイランドを後にしてさらに上の世界に行かれた様子も書かれています。

ジャーナリストとして働かれていたステッドさんの通信は、知的で理路整然としています。もともと地上でもスピリチュアリズムの研究に熱心な方だったので、その知識を携えて霊の世界に行った時に、ここは地上で学んだのと同じだったとか、ここは違っていたなどと、様々なポイントがつまびらかにされており、ある種の答え合わせも楽しみながら読み進めることができます。また訳者の近藤千雄さんの注釈もわかりやすく参考になります。

残念ながら本書も、その後発売された新装版「タイタニック沈没から始まった永遠の旅」も現在発行されておりませんが、意外と図書館にあったり、古書店で取り扱いがあったりしますので、よろしければぜひぜひ探してみていただけたらと思います。

長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました!

[Deta]
書名:ブルーアイランド
サブタイトル:スピリチュアリズムが明かす死後の世界
発行:ハート出版
著者:エステル・ステッド 編/近藤千雄 訳

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